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沿革

 本研究所は一般社団法人ウイメンズヘルス研究所(英文名The Fumi Horiguchi Institute for Research and Education in Women’s Health )の名称を もって2014年5月12日に設立されました。

 設立に関与した高橋真理、横田仁子および大蔵由美設立理事らはメルボルン大学大学院マスター・オブ・ウイメンズヘルスに 学びモナッシュ大学のジーン・ヘイルス・ウイメンズヘルス研究所をモデルにメルボルン大学の堀口文教授を理事長に擁し、今後もオーストラリアで学んだウイメンズヘルスを 日本国内はもとよりアジアのウイメンズヘルスの教育、研究の中心として活動しています。

 ウイメンズヘルスは WHOの協力機関としてKey Centre for Women’s health in Societyのdirector Lorraine Dennerstein 教授により日本へ紹介され、 アジアの中心的存在として日本の医師、助産師、看護師、心理学、社会学などの専門職の再教育をされてまいりました。

 Denerstein教授の門下生などの頻回にわたる訪日により、マスターコース一部の日本開催、ショートコース、豪日シンポジウムの開催、 国際学会などの招待講演などを介してウイメンズヘルスを広め、またメルボルン大学で10年間に27名の Master of Women’s Healthを 誕生させました。

 これらの日本人専門職も毎年メルボルン大学でのショートコース、研修会などに参加し、これらの有能な指導者たちとその理念に賛同した専門職たちが本研究所の会員となり 現在に至っております。

 本研究所ではオーストラリアの研究員たちの支援のもと産後のうつ病、ジェンダーにもとずく暴力などの解決に市民公開講座を介して社会への教育に貢献して参りました。著書や翻訳なども行い、今後はロボットへの導入やコロナ感染と女性の健康への影響などへの研究や教育に邁進する計画です。